RACE REPORT

SUPER GT GT300

第5戦 鈴鹿サーキット

一日目 予選(8月22日・晴れ/ドライ)

予選レポート

痛恨のベストタイム抹消。18位からの追い上げを目指す

前回の第4戦富士での戦いが結実し、シリーズランキング暫定3位へと浮上するなかで第5戦鈴鹿を迎えたNo.56リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R。サクセスウェイトは76kgとなり、実ウェイトでの50kgと併用して給油リストリクターの径の調整と、サクセス給油リストリクターを装着して決戦に臨むことになった。条件としては当然厳しいものだが、夏の厳しい暑さなどさまざまな諸条件にも負けない走りを披露しようと意気込んだ。

この日は、午前9時45分から公式練習がスタート。気温31度、路面温度37度のなか、木村偉織選手がまずコースに向かったがアウトラップのみでピットへ。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと交代した。セッション中は、序盤に2度赤旗が発生。コース上のオイル処理などの作業に多く時間がかかり、どのチームも決勝を意識したロングランを行なうことが難しい状態に。少ない周回数のなかで、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは、オリベイラ選手がGT500クラスとの混走中にマークした1分59秒230がチームベストとなり、16番手でセッションを終えることになった。

午後3時30分からの予選に向かうなか、サーキット上空からさらに強い日差しが照りつけた。幸い、正午を境にして路面温度は緩やかに下降して気温34度、路面温度46度のコンディションに。Q1・A組に出走したNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rには木村選手が乗り込み、コースへと向かった。10分間のアタックセッションで残り1分が迫るなか、計測3周目で1分58秒467をマークして5番手に。オリベイラ選手へバトンを委ねた。

GT500クラス・Q1を挟み、午後4時23分にQ2のセッションがスタート。Q1より若干気温、路面温度も下がるなか、出走したオリベイラ選手は、計測3周目に1分57秒760のアタックタイムをマーク。しかし、このアタックが走路外走行の対象となり、タイムが不採用に。残念ながらアタックラップはこの1周のみだったため、2番目のタイムである2分10秒084が採用され、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは、18番手グリッドから決勝を戦うことになった。

公式予選記録

Pos. No. MACHINE DRIVER Q1(ベストタイム) Q2(ベストタイム) SW
1 9 PACIFIC ウマ娘NAC BMW 冨林 勇佑
藤原 優汰
1’57.818 1’56.547
2 777 D’station Vantage GT3 藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
1’57.324 1’56.551 70
3 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人
山内 英輝
1’57.484 1’56.981 2
18 56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R J.P.デ・オリベイラ
木村 偉織
1’58.467 2’10.084 76

Q1AGr:Start: 15:30’00 Finish: 15:40’00
Q1BGr:Start: 15:48’00 Finish: 15:58’00
Q2:Start: 16:23’00 Finish: 16:33’00
Q1A: CarNo.60: 1’57.948 4/5
Q2: CarNo.56: 1’57.760 3/4

二日目 決勝(8月23日・晴れ/ドライ)

決勝レポート

5位入賞を果たし、ランキング暫定トップに浮上!

予選日に続き、残暑厳しい天気になった鈴鹿。湿度も高く、午後1時30分からの決戦は極めてタフな戦いになることが予想された。気温34度、路面温度49度と、レースウィーク一番の厳しいコンディションで幕を開けた決勝は、木村選手がスタートを切り、オリベイラ選手へと繋ぐ戦いとなった。

レース序盤こそポジションが動かない展開だったが、前方車両がピットスタートになったことを受け、17番手を走行。そのなかでも木村選手は粘りの走りを続け、好機を待つ。その一方で、厳しいコンディションでトラブルに見舞われる車両も出始めるなど、レースが少しずつ動き始める。さらに、チームも早めのピットインを行ない、ポジションアップの可能性に期待を寄せた。

木村選手は21周を走り終えてピットイン。作業を済ませてオリベイラ選手がコースへ。35周目にはチームベストタイムとなる1分59秒413をマークしつつ、ポジション争いにも尽力する。GT300クラス全車両のドライバー交代が終わると、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは9番手に。さらに、前方車両が複数の走路外走行のためにドライブスルーペナルティの対象となったことで、8位へと浮上。その後もタイヤトラブルや接触等でポジションを落とす車両が出たことで、5番手で終盤を迎えた。また、レース終盤には130Rで大きなクラッシュが発生。幸いドライバーはすぐクルマを離れることができたが、このアクシデントを受けてコースにはセーフティカー(SC)が導入され、その後はGT500クラスとGT300クラスの隊列を整える作業等が続いた。結果、レースはSC先導のまま52周の戦いに終止符が打たれ、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは5位でチェッカー。タフな戦いを凌いだ結果、シリーズランキング暫定トップを手にすることになった

持ち前の粘りある戦いで結果を残し、ランキング争いでも強さを見せることに成功したNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R。シーズン後半の戦いは、ミスなく手堅くポイントを重ねることが重要になってくる。決して油断はできない状況だが、次戦SUGOでもチームの底力を発揮し、理想的な展開に持ち込んでいきたい。

決勝結果

Pos. No. MACHINE DRIVER TIME/DIFF LAPS SW
1 9 PACIFIC ウマ娘NAC BMW 冨林 勇佑
藤原 優汰
1:47’16.526 48
2 18 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO ザック・オサリバン
梅垣 清
4.429 48 48
3 18 UPGARAGE AMG GT3 小林 崇志
新原 光太郎
6.621 48 8
5 56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R J.P.デ・オリベイラ
木村 偉織
11.224 48 76

開始:13:37’26 終了:15:24’26
ファステストラップ : No.9 Yusuke Tomibayashi / PACIFIC UMAMUSUME NAC BMW 1’58.460 (27/48) 176.475 km/h

No. TEAM LAPTIME
45 PONOS RACING 1’38.218 (11/62)

PHOTOギャラリー

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